心理內科醫生涼子
地區:日本
年份:1997
簡介:サブタイトル 症例 ゲスト出演者 視聴率
1 「盜食する女」 共依存、過食症 麻生祐未、藤田朋子 15.4%
2 「虛言する女」 虛言癖 篠原涼子 15.5%
3 「良い子は母を毆る」 家庭內暴力 榎本加奈子 15.7%
4 「買い物しすぎる女」 依存症 斎藤由貴 14.7%
5 「顔を変え続ける女」 醜形恐怖症 菊池麻衣子 13.7%
6 「嫁 vs 姑 心理戦爭」 心身症、家族 羽野晶紀 14.7%
7 「水を飲み続ける少女」 父子関係、アダルトチルドレン 奧菜恵 14.3%
8 「トラブルメーカー」 境界性人格障害 鬆嶋菜々子 12.8%
9 「首が回らない女優」 痙性斜頸、母子関係 手塚理美 10.6%
10 「子供を投げる母」 母子関係、愛 田中律子 11.6%
放送開始直後から、心療內科の現場で働く醫師による抗議が相次いでいた。 主な抗議として、
取り上げる病気が不適切(心療內科ではなく、精神科が扱う病気)。
その病気の描寫があまりにもセンセーショナル。(心療內科の患者が心療內科に行きにくくなる)
現実の醫師は、涼子のような行動はとらない。
ドラマを見て、すぐに治ると期待し、結果的に病院を転々としてしまう危険性。
などが寄せられた。 日本心療內科學會でも問題になり、読売新聞に抗議文を出す事態になった。これに対しよみうりテレビは、「これから撮影するものに関しては、十分に配慮する」と釈明した。
番組アドバイザーとなった、東邦大學大森病院心療內科は、
心療內科の範囲を逸脫しているとテレビ局に抗議した。
ただし、心療內科は純粋な心身症だけを見るべきだとの批判には、反論する。本來の心身症の患者は、心療內科受診者の15%にすぎない。
ドラマはオーバーな點があるが、精神科の対象になる患者が來ているのも事実。そういうニーズに応えるのも、將來的には大事ではないか。
とのコメントを出している。
ある心療內科醫は、自分のサイト(現在は閉鎖)で、テレビ局に対する抗議のFAXを公開していた。「問題が多すぎるので、即刻、放送を中止してほしい」という內容のものだった。 指摘していた問題點は主に以下の通り。
患者が窓から飛び降りるシーンがあるが、醫師が飛び降りるように呼びかけることは絶対にない。
患者をまるで、気がふれたおかしな人間のように描いている。
型破りの心療內科醫という設定のもとで、病院だろうと外だろうと、ところ構わず治療をしている。
涼子の治療はただの説得で、患者を理解しているとは思えず、本當の治療とは言えない。
看護婦が患者の噂話をしている。現場の看護婦に失禮だ。
以上のことから、このドラマには賛否両論が分かれている。番組のラストに、「望月涼子のキャラクター設定上、実際の心療內科醫を超えた描寫があります」というテロップが出ていた。